2021年06月20日
近頃は自由に旅行も行けず、呑みにでることさえままならない日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は最近下諏訪町の浮島神社のそばでリフォームのご注文をいただいたおり、帰りがてら15年ぶりぐらいにかの有名な「万治の石仏」を思い出し見に行ってきました。(徒歩1分でしたが)

諏訪大社春宮の境内の西側から回り込み、赤い橋をわたれば浮島神社、小さなお社を右に見ながらその西にあるもう一本の赤い橋を渡ればそのちょっと先に万治の石仏はあります。
もともと下諏訪町出身の私としては子供の頃このあたりで夏は水遊びやカジカ突き、アマゴ釣りなどしておりましたし、冬は雪玉を石仏様を的として投げたり、登って首を動かしたりしておりましたので(バチ当たりなことですがみんなやってましたよ。)あの岡本太郎大先生が万治の石仏を有名にするはるか前からその存在は存じておりました。
石仏への散策路も整備され、砥川の岸辺に安全に降りる階段も作られており昔の記憶にある風景がすごく変わってしまったことに時の流れの速さを感じました。
石仏をきっかけに忘れかけていた懐かしい記憶が鮮明によみがえりしばらく川面を眺めてから春宮にお参りをして帰りました。(決してさぼったわけではありません。ちょっとしたストレス解消です)
知っているつもりの地元の風景も知らぬ間に変わって行くのに幾許かの寂しさも感じました。
コロナ禍の折、県外の有名観光地には行きづらいですが、たまには子供のころの記憶をたどりながら地元の思い出の場所を訪れてみるのもいいのですね。新しい発見がありそうです。
次は「龍の口」「青塚館」「旧和田峠」「水戸浪士の墓」「水月園」「秋葉山」「蓼ノ海」「いずみ湖」なども機会をみて行ってみようかなと思います。
皆さんも身近な自分だけの名所めぐりなどいかがですか?懐かしい風景は忘れていた子供のころの記憶を呼び覚ます特効薬になるかもしれませんよ。
コロナの早い終息を願いつつ、梅雨時期生まれの西條がお届けしました。