某日、孫の保育園の運動会に行ってきました。保育園は飯山の戸狩温泉にあり、まさに里山の中の小さな保育園です。早朝6時前に家を出て、高速を使っても3時間弱かかりました。
孫は未満児なので参加する競技はひとつだけでしたので、あとは可愛い諸先輩の競技を見てるだけでしたが、楽しい時間をすごさせてもらいました。来年、再来年と成長してゆく孫の姿を楽しみにしています。　
　　　　　

ところで、飯山は長野県の中でも豪雪地域なのはご存じかと思います。

諏訪地方とは違い、豪雪に備えて住宅を守るために「落雪」のための工夫がされています。
その一つが「雪割」と呼ばれる工夫です。屋根の主棟の部分に写真のような三角の「雪割」がついています。
屋根葺き材は「フッ素塗装」、「勾配は3寸以上」として「切妻」でおさめるのが標準的です。
「雨樋」も「雪止め」もつけません。自然落雪を助けるための工夫です。
飯山にはこの形の屋根をした住宅がたくさんあります。
豪雪地域では、雪は落としてしまうのが基本なのでしょうね。
（ただし、諏訪のように冬の気温がー10度を下回るような地域では雪が屋根に張り付くため有効とは言えません。）
長野県は南北に長く、住む環境も変わります。雪対策一つ取っても地域ごとにいろんな工夫があり、面白いですね。
旅先で、観光名所やグルメだけでなくその土地の生活の工夫を探してみるのも楽しいものです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西條でした。