かつて家事の中枢は土間玄関にありました。
この間取りこそ暮らしのあらゆる可能性と多様性を育んできました。

更に家庭を社会の最小単位と捉えた時、その間取りは家と社会を繋ぎながら、コミュニテイを育む役割も確実に担いました。一方、経済効率優先の中で家づくりも様変わりし現在の「n」LDKスタイルが常態化しました。間取りが小刻みになりながら、子供たちの孤室孤立と孤食へと導き、壮絶な事件を誘っています。私たちはこれら原因の一端は間違いなく家づくりにあると考えています。靴の脱ぎ履き機能しかない玄関から始まり、リビングさえも社会を閉ざしたプライベート間取りが招いた結果と言えるからです。こんな時だからこそ、今一度台所を土間に降ろし、社会とリビングを繋げてみることを試みました。

土間はかつての玄関と家事の中枢であると同時に、リビングと社会を繋ぐ縁側にしてみました。テラリエから新しいのに懐かしい住まいと住まい方を発見体感いただけたら幸甚です。

瀬野和広/建築家

 

3SLDK 延床面積坪33.7坪

[設計監理]
瀬野和広+設計アトリエ一級建築士事務所

[瀬野和広プロフィール]
1957 山形県生まれ
1988 設計アトリエ一級建築士事務所開設
大改造!!劇的ビフォーアフターなど
メディア出演、受賞、雑誌掲載多数
現在東京都市大学非常勤講師
日本サステナブル建築協会住まい検討委員

 

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